今月の特集


住空間お手伝いいたします

(2004/11月)

地盤について


造成地による地盤
造成地の場合、古い年月をかけてできた地層の上に、充分な締め固めが行われている盛り土でも強度は低い。特に傾斜のある面での造成で、10年程度経過していない地盤は、補強等の必要がある場合が多い
軟弱地盤の見極め方
1)道路の高低  道路改修工事の多い地域・道路マンホールの縁が大きく沈下している地域
2)住宅の基礎  既存建物の基礎部にクラックがある
3)地名の由来  地名に「水・川・沼・池」など水を連想させる地名は軟弱地盤の場合があります
4)低地・窪地   上記記載どうり低地に軟弱地盤が多い

豊平川

豊平川

紅葉山砂丘

札幌付近の地形の歴史
札幌の南西部にある山地は、第三中世と第四期の時に墳出した火山岩類等が侵食抗して残った地形である。月寒台地と呼ばれる火山灰を載せる台地は約4万年前の支笏軽石推積物によって形成された。
平岸近辺と豊平川扇状地の段差は氷期の違いによりできたとされている
約6000年前の縄文期には海が内陸深くまで入り込み、現在の紅葉山砂丘の位置に砂洲が形成された。約4000前に砂洲の上位に砂丘が形成され、内陸部が閉塞され、潟湖が広がった。
4000年から2000年前には豊平川が流路を西から東へ移動しながら潟湖となった地域を急速に埋めていき2000年前頃には現在の伏篭川に流路を転じ自然堤防を形成した。
そして豊平川は200年前ごろに現在の流路になったとされている。
(地質ニュース520号:抜粋)

東区

中央区

清田区

厚別区

白石区

手稲区

南区

豊平区

西区

北区

住宅に対する地盤について

軟弱地盤の定義  住宅における軟弱地盤とは、住宅重量に支えることできない地盤のことを言います。
建物の重さによって地盤の支持力が決定します。
地盤の調査は一般的にスェーデン式サウンデイング試験があります。地層と地盤の強度がわかる試験であり、深度ごとに粘性土と砂質土と礫土の土質判別し、強度は換算N値として表します。このN値の目安として粘性土はN値3以下、砂質は5以下が軟弱地盤と考えられています。設計上はこの換算N値より地耐力を求め建物との重量と比較し杭の有無、土間基礎にするかを決定します。木造2階建て住宅平均約1.6t/uの重量があり、地耐力では一般的に2t/u以下が軟弱地盤であると考えられています。(N値と地耐力と違い等は後日解説します)

今回は主に地層や軟弱地盤の見極め方等について解説し、次回に地質調査、杭工事、基礎工事の詳細(特に現場監理上注意点)等を解説致します。

軟弱地盤の場所・地形
自然堆積と人工形成されたものに区別されます。市街化区域において自然堆積よる放置地盤はほとんどなく、なんらかの形で以前に表面上に造成されているのが一般的であり、造成の仕方しだいで軟弱地盤になる場合もあります。札幌市においては、他の都市(東京など)と比べると開拓140年ですので、江戸時代による造成等はない。地質も他の都市に比べ湿地帯は少ない。住宅を建てるには条件的には総体的によいと考えます。
しかし、場所ごとにピンポイントの軟弱地盤が潜んでいる場合がありますので、安心といわれている地域でも、一度は地質調査をするべきと考えます
主に、軟弱地盤は低地に多いですが、地形ごとに地盤の特徴があります。
地盤の場所ごとの比較
台地・丘陵地は低地に対して地盤はおおむね良好場合が多い。低地においても、地層堆積により地盤は大きく変わります。低地は、後背湿地・自然堤防・旧河道・海岸低地などは軟弱地盤が多い。低地で比較的よい地盤は、扇状地(川が山地から平地に流れてできる扇状の地)で礫層がある場合が多い。
地盤の土壌
都市部のように平坦地は、最も新しい地質時代に形成された地盤でに新性代第4期に形成 された沖積層・洪積層がほとんどで、特に沖積層は新生代4期に最終氷期以降過去2万年前から現在までに形成された地層です。山間部は新生代3期以前の地層で、主に火山によってできた地層であり、地盤と言うより山地斜面として扱われる。私たちの住んでいる平地は、ほとんど沖積層の地盤です。
地質的に軟弱地盤とは、含水率が高くかつ粘性土や高有機質土を含む地盤や、地震時に液状化になりやすい締まりの緩い砂質土の地盤で、これらは軟弱地盤の典型といえます。
札幌付近の地形・地質 
南西部に山地、南東部に広がる台地、豊平川、琴似川及び発寒川によって形成された扇状地、これらに接して北方に広がる砂丘・堤列平地(北区から石狩)につながる。表面地質として上記の川によってできた扇状地推積物で主に砂礫層からなり扇端に近くなると細粒のシルトや粘土層が多くなっています。北部にモエレ沼を中心に南北に大きな泥炭地があります。泥炭推積物は2mから9mの厚さで分布しています。石狩湾付近には石狩砂丘・紅葉山砂丘があり軽川付近まで砂層で形成されています。(下図の、薄緑色が泥炭地になります)

高齢者のいる主世帯が持ち家,一戸建に居住する割合はそれぞれ8割以上

高齢者のいる主世帯(1住宅に1世帯が住んでいる場合はその世帯,2世帯以上住んでいる場合
には,そのうちの主な世帯)について,住宅の所有の関係別割合をみると,持ち家が83.9%,借家が
16.0
%で,主世帯全体の割合(それぞれ61.2%,36.6%)に比べ,持ち家の割合が高く,特に,その他
の高齢者主世帯では持ち家が90.9
一方,高齢単身主世帯では,持ち家の割合が64.8
高齢者のいる主世帯について,住宅の建て方別割合をみると,一戸建が80.5%,長屋建が3.2%,
共同住宅が15.9%,その他が0.4%で,主世帯全体の割合(それぞれ56.5%,3.2%,40.0%,0.3)
に比べ,一戸建の割合が高い
特に,その他の高齢者主世帯では一戸建が88.3




(2004/11月)

統計3



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